インターンシップⅡ-3日目

今日は朝から昨日のオンライン化を進めるための各部課へのヒアリングの結果の資料作成の続きをした。
その後は肉体労働を命ぜられた。
それは、いらなくなったコンピュータテープを廃棄するため、それが入った段ボールを梱包するという者である。かなり孤独ないやな作業で、前はたくさんの人と話ながらできた作業だったが、今回は実質一人でやったため、いやな作業であった。
同じ部屋にいたのは日本一とか言っていたオペレーターの人。
アルバイトも、嘱託も、臨職も、そして他の企業の方もいるし、役所はいろんな人の手で成り立ってることを痛感させられる。正規の公務員でなくても、公務に携われるのである。
決まり切った規則がそこにはないのがある忌みよい結果を生み出しているのではないか。
また、その段ボールが野積みされた場合に備えて、その場合はどんなコンピュータテープかが
外部に露出してしまい、例えば市民がそれを見て、何でこれを捨てるのかとか言われる事態が生じてしまうのを受けて、その部分を見えなくさせるようにした。
細かい気配りができる上司が必要である。

昼からは大雨の中、全国マルチメディア祭が開かれることが決定したのを記念した講演が開かれる
サンポートに向かった。なかなかおもしろい話ではあった。
私たちが担当したのは、まず来賓に渡す封筒への紙入れ作業。
単純作業ではあったが、みんなでやれば早く終わる。
協調して作業することの重要性を感じた。特に単純作業においては強調の持つ意味は重大である。
話が前後するが、作業の前に今日やることの説明が行われていた。
そこでは、他のところから来た人が積極的に質問していた。
いろいろな機関の人が連携してやる以上、質問は大事なことである。
それから会場案内をするプラカードを持って案内する作業をした。
ただたっているだけなので、まあつまらないし、脚が痛い。
でも他の人はそんなそぶりも見せない。まさにプロである。
それから、けっこう人が来て、その人達に大きな声で誘導した。なかなか誘導は難しい。
大きな声を出すのを恥ずかしがっていては良い仕事はできない。
恥ずかしがってはダメなのである。
他の人は大きな声で、しかも会場に来ないであろう人にまでアピールをしていたのだった。
さすがプロである。プロといわれるまでの仕事を将来したいなと思う。

それが終わった後、実際に講演を聴きに行った。
そこではたくさんの人が聞きに来ていたが、なかなか私たちが入った部屋は人がいなかった。
だけど、講演がけっこうユーモアに富んでいて、また、実際の経験上のいい話をしてくれたので助かった。
かなり経験豊富な人で、いろいろな国を見てきた経験を話してくれた。
また、今後の国際状況についても話してくれた。
実際にセネガルのムベキ大統領や中国の主席と話したこともあるというのはすごい。
また、サミットの開催回数まで決める権限のある人である。
サミット言っても世界情報文化サミットである。
そこには首相や大統領、大臣が来るらしい。

そして、最後にみんなで集まって、解散した。
こういう仕事はどこに行ってもあるらしい。まあそうだろうな。
その部下に関係のある講演が来たらそりゃあ手伝わないかんだろうよ。