インターンシップⅡ-第2日目

今日は朝から初めての職場での朝礼を体験したのだった。
ただ、この日は会議室どこどこでいつから会議をしますよ、とか、今日はこの人は休みですよ、とか言っているだけ。まあラジオ体操とかないだけましかもしれないな。
昨日からやっている、県が渡してくれた資料のまとめをしていた。コメントを挿入したり、
法律の要旨をまとめたり、デザインを工夫したりした。
結局は職員に渡すための者だから、皆に分かりやすいものでないといけない。
ただ、なぜ条例を作って条例施行規則を作って整備条例を作って規則を作るのか分からない。
少なくとも条例と規則は一本化したらいいのに。
効率的な方法を推し進める必要があると係長は言っていた。
ただ、かなり難しいのは、なかなか役所のそうした形式的なことを重視する、ある意味日本に特有の体質なのかもしれないが、そういった体質を改善するのはいわば縦割り行政を改善するのと同じで、難しい。
形式的なことにとらわれずに、広い、自由な視野を持った公務員になってほしいという係長の意思を感じたのだった。

午後は各部課にどこをオンライン化していくかヒアリングした結果の資料をExcelデータとしてまとめる仕事をした。
いろんな法律を縦覧して、どの法律が手続きの根拠で、様式の根拠になっているか調べて、それを
Excelに入れていった。
各部課との連携が大事だと言うことを肌身に感じた。
国の役所のように、お互いの利益にとらわれてほとんど情報交換をしないのではいけない。
だが、ここ市役所では、こちらが用意した質問に対し詳細に解答を送ってきてくれる。
こういったところはいいところである。
ただ、お互いのやり方に不満を感じることも時たまあるらしい。
昨日は資産税に関する手続きのオンライン化を巡ってなんで地方税課はこんなやり方をするのかということで職員が不満を言い合っていたのだった。
そういったところも、折り合いをつけていくことが大事である。
妥協しないで、とことん議論してお互いに納得していけるようなところまで、いわばヘーゲル弁証法のようにして止揚していくことが大事だ。

また、午後にはオンライン化した手続きを、県がどのようにしてできるようにしているか見た。
その画面をパソコンに取り込んだ。
結局、紙 Copiというソフトを使ったが、自分もそういったソフトがほしかったので良かったと思う。
行政の効率化は至急命題だ。
せっかくインターネットがここまで普及しているのだから、それを生かさない手はない。
明日は違う部署で働く。同じ事ばっかやっててもだれてしまうので、良い体験になることを願う。