インターンシップ9日目

今日は朝からたくさんの仕事をした。
大きく言うと、一日に埋蔵文化財研究センターまで3往復したのだった。
すごい日だった。たくさんの者を運んだ。その間に課長や同僚の人とたくさん話をした。
夏休みはこう過ごしたとか、課長の学生時代、バイトの話とか聞いた。
たくさん聞くうちに、この人達は私たちの宝物だと思っていた。
資格試験の合否については調べないだろうと言うことが分かったが、
学芸員とかの資格はある仕事を任されたとき、必要になる資格なので、そういう仕事に直結する資格は、嘘をつけないだろうと言うことが、課長の見解である。それは同僚の人たちも言っていた。
そして、バイトをすれば、たくさんの得難い経験ができると言っておられた。
それは真実である。今回、経験したことは、公務員として貴重な者である。
かっちりとした行政の型にははまらないが、それはそれでいい。公務員という人たちはこれほどまでにすばらしき人たちなのかと思った。
それほど人間的にできたひとたちが多い。仕事のことを真剣に考えている人たちが多くいる。
そして、今回の経験はバイトよりも大きい者だ。お金が入らないと言うところだけしか相違点は見あたらない。またこよう。
バイトなどでいろいろな経験をしている人は、それが就職に役に立つかどうかは別として、結果的にいい仕事をしている場合が多い、といっていた。
私もバイトをしよう。自分でお金を稼ぐことの大切さ、つらさをもっと体験しよう。

そして、職場でも、県民とふれあう場でも、どこにしても公務員としては他の仕事と同じように良い人間関係を構築していくことが結果的に自分に役に立つと言うことは絶対の真理であることがついに分かってきた。
それは、人間関係が良好だと、職場なら仕事をする上で意思疎通がちゃんとできるし、何より仕事をする上で笑顔も生まれるから仕事をするのが苦にならないばかりかむしろ楽しくなり、それでいて皆の士気が高まって仕事の効率性が高まることは言うまでもない。
人間関係の重要さをいい意味で分からせてくれたインターンだった。
そして、上司とはうまく折り合っていかなければならないと言うことがよく分かったのだった。
いやな上司でも、みなそんなことなどその人には絶対に分からないようにするし、それはみんな大人だなあと思ったのだった。

また、今日帰ってきたときには涙が出ていたのだ。男なのに。
それは今日でたくさんの人たちと会えなくなるからである。明日もくるが、明日はたくさんの人たちが有給休暇をとる。
すばらしい人たち、すばらしき日々、ありがとう。
ユーモアにあふれた人たちにまた会いに行こう。